7月31日 第5回となるNgopi-Picnic が開催された。今回も静岡県浜松市から総勢40名ほどの参加がありました。早朝ハイキングとして、紅葉台への登山及び今回のテーマは、ムスリム研修生からみた日本の仕事と将来について。ムスリムの研修生目線から見た日本での働き方の在り方をテーマとし、ムスリム研修生からの日本について話をしました。
紅葉台を目指す。
富士河口湖マスジドを車で出発し、20分ほどの場所にある紅葉台への登山口へ。晴天の中、皆で頂上を目指しました。頂上では、富士河口湖マスジドのコミュニティーからの弁当とスイカを食べた後、Bambang Harianto氏のイスラム勉強を2時間ほど行いました。
テーマは「ムスリム研修生からみた日本の仕事と将来について」
今回は、日本で働くMuslim研修生に日本での働き方について、忌憚なき意見と日本での生活環境とイスラムについて闊達な意見交換を行いました。各それぞれがそれぞれの想いを持って日本で働き、日本で暮らしています。彼らの想いを受け、マスジドとしてできること、団体として日本でムスリムがもっと生活し易い環境作りを考えていかなければならないと痛感しました。
イベント時は毎回30~50名が参加し、その時々のテーマを通じてより様々な角度から深くイスラムを学び、交流を深めることに注力。本イベント開催にあたり、事前準備を含め多くの方々にご協力ご支援をいただいております。皆様の多大なるご協力ご支援、Fujikawaguchiko Masjidへのご理解ご協力に心より感謝いたします
イスラムを学ぶ
日本国内のMuslim人口は増加傾向ではありますが、世界的にみると、まだまだMuslim人口が少数な国です。そのため、イスラムに関する学びの場も少ないのが実情です。
世界のMuslim人口が増加の一途を辿る中、イスラム教が注目を集めていますが、聖典の「クルァーン」を読まずに偏った報道などでイスラムが誤解をうけているケースが見受けられます。正しくイスラムを認知啓蒙するには、出来るだけ多くの学びの場を提供する必要があります。また、同国同士のコミュニティにとどまらず、世界各国の方が一同に場を介することでイスラムを通じた文化交流を実現する必要があると考えます。Fujikawaguchiko Masjidでは多くの国・多くの方々にお越し頂き、学びの場・文化交流の場になることを推進しています。
About Ngopi-Picnic
「Ngopi-Picnic」は1年のうち第5日曜日の日に”Fujikawaguchiko Masjid”をセミナー会場として、浜松マスジド・静岡マスジドや他の近隣周辺にお住いのムスリムの皆さんを中心に全国各地からご参加をいただいているDawah活動イベントです。
【Ngopi-Picnic】とは?
「Ngopi」=コーヒーを飲む。「Picnic」=ピクニック
イスラムをわかり易く理解するために、難しく考えるのではなく、わかりやすく楽しく、コーヒーを飲むように皆で談笑しながら学ぼう、という意味が込められています。
【講師】 Bambang Harianto
【共催】富士河口湖マスジド、浜松マスジド、静岡マスジド、富士河口湖マスジド婦人部、JHCPO
私達JHCPOはイスラムの認知啓蒙のため企画参画し、日本国内での正しいイスラムの理解と発信に貢献しています。