Eid Mubarak  AH1442年12月10日

AH1442年12月10日(2021年7月20日)Eid-Al-Adha(儀礼祭)が富士河口湖マスジドで厳かに開催された。毎年、この日に儀礼用に牛や子羊、やぎを犠牲にし、その命の有難みを感じるとともに、その肉を皆で分け、また貧しい人に分けることで分かち合う。Eid-Al-Adha は、イスラム教の重要な祝日の1つなのです。

Eid-Al-Adha とは何か?

Eid-Al-Adha(イード・アル・アル・アドハー)とは何か、アラビア語で「イード」は「祭り」「休日」「祝宴」、「アドハー」は「犠牲」を意味する。この祝日は「犠牲の祭り」とも呼ばれ、イスラム教では、ラマダンの終わりに行われる「Eid-Al-Fitr」(イード・アル=フィトル)に次ぐ第2の祝日である。

「犠牲の祭り」とは、預言者イブラヒムが夢の中で見た幻影によって、アッラーから息子のイスマイルを犠牲にするように告げられたというものである。イスラム教では、預言者の夢は高く評価され、アッラーからのメッセージが込められていることが多く、イブラヒムの場合もそうだった。イブラヒムはアッラーへの忠誠を示すために、息子を犠牲にする準備をし、息子もそれを勧めた。その準備の過程で、サタン(シャイターン)がイブラヒムの気をそらして犠牲を実行させようとしたが、イブラヒムは小石を投げてシャイターンを撃退することができた。(この行為に敬意を表して、イスラム教徒はハッジの際にシンボルである柱に石を投げる)
イブラヒムが息子を犠牲にする覚悟があることを見抜いたアッラーは、イスマイルの代わりに天から子羊を送って犠牲にさせることで、父と子の両方を尊重したのである。この祝日は、イブラーヒムのアッラーへの献身と、イスマイルの生存の両方を称えるものとしている。

HALALは特別なことではない。

毎年、ムスリムはこの日に儀礼祭の家族や皆のために牛や子羊を捧げる。しかし、日本での儀礼祭は制度上困難である。牛や子羊を庭で屠畜することはできない。また、日常生活で牛や子羊を手に入れることも難しい。JHCPOのAbdul Qudir Kato氏は「日本でも、ムスリムが毎年の儀礼祭を行える日が来るようにしたい。また、国内で一緒に取り組んでくれる業者と協力していきたい。」と語る。同氏は今年、松吉と試験的に儀礼祭の準備に取り掛かる。屠畜は適わなかったが、松吉よりHALAL牛肉をムスリムに提供し、富士河口湖マスジドで振舞った。また来年の儀礼祭に向け、牛や子羊を準備していく。松吉の上田代表は「イスラムを理解することで、日本の和牛をイスラム社会だけでなく世界に広げていきたい。」と語る。

参加したムスリムからは、日本は世界に優しい国である。日本人と一緒に儀礼祭を祝える日が近いうちに来ると思うと期待する。

HALAL 牛肉で祝う。

コロナ禍であるため、富士河口湖マスジドではオゾンによる室内除菌を実施、同日は換気の上、JHCPOのシャリアアドバイザーでもあるMOHAMMED NAJI MATAR氏がイマームを務めファトワを執り行った。儀礼祭は、以前よりHALALに尽力していた松吉の協力の上、HALAL牛肉の提供を受け富士河口湖マスジドで提供された。

【名 称】 Eid-Al-Adha(イード・アル・アル・アドハー)
【場 所】 山梨県南都留郡富士河口湖町船津6713-17
【協 賛】 松吉 株式会社山久 日本ラハム株式会社 JHCPO婦人部

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